結婚前調査 事例2
依頼者:神戸市在住の50代の夫婦
対象者:息子の結婚相手(30代女性)及びその家族
調査目的:
29歳長男が結婚相手として連れて来た37歳の女性についての調査
もちろん、息子さんには内緒での調査依頼。
- 相手女性が少し年上すぎなところ
- 身なりが少し派手
- 自宅へあいさつに来た際の印象
- 長男の様子
など、他にも根拠のない「何か引っ掛かる」部分も何点かあったとの事である。
相手女性の訪問から半月程度経った後、息子さんから「少しお金を貸してほしい」と言われて貸したが、以前は貯金をしていると言っていたのに少し「おかしい」と感じる事が重なったのも今回依頼を決意した大きな要因となった。
もし調査の結果、息子が相手の女性にお金を貸したり、貢いでいるような事実があるのなら、依頼者様は結婚を認めず別れるように説得するという心づもりである。
結婚調査の結果
自宅周辺での聞き込みの結果
依頼者様が聞いていた住所とは番地が微妙に違っていたが、情報の住所近くの4階建て1ルームのマンションに情報の女性が住んでいるのを確認。
依頼者が住所を聞き間違ったのか、対象者の女性が嘘の住所を教えたのかは不明であるが、幸先の悪いスタートとなる。
ワンルームマンションという性質上、近隣との付き合いは全く無いようで、ただ周辺住民は「少し派手な30代の女性の一人暮らし」程度の認識しかないようであった。
しかし、深夜に男性と一緒に帰宅する様子を何度か見かけた住民が何名かおり、男性の年齢が一定ではないため、もしかすると
「依頼者の息子以外にも交際している男性がいるかもしれない」
という疑念も浮上した。
また、対象者宅からどうかは不明であるが、時々小さな子供の話し声が聞こえる事があり、マンション内で「子供を見かけたことがないのにおかしいな…」と感じた住民がいた。
素行調査の結果
後日、依頼者様から追加で素行調査の依頼があり、情報のブティックより調査。
対象者は、情報の店舗で勤務している様子であるが、勤務体系がシフト制のため、出勤確認が取れた2日の退勤後に調査を行ない、1日は休日に行なうこととする。
調査1日目 | 退勤後、友人と思われる女性と食事後、深夜2時頃に帰宅。 |
調査2日目 | 退勤後、中央区東心斎橋2丁目に所在する「○○ビル」4階に内在するスナック「△△△」へ入っていく。 店内で対象者の女性がホステスとして接客しているのを確認。 調査の結果、ブティックが定休日の前日は同店で閉店までアルバイトをしているのが判明した。 |
調査3日目 | 昼すぎに自宅を出た対象者 女性が、堺市堺区七条通〇-〇-△△に所在する「○○」宅へ入っていく。 対象者と同じ苗字の表札が出ている事から、同所は対象者の実家である可能性が高い。 1時間半後、対象者と母親と思われる女性、5歳程度の男児が実家の車輌で外出。 周辺のドラッグストアやホームセンターで買い物をした後、夕方に実家へ帰宅。 買い物中に何度も男児が対象者を「ママ」と呼んでいることを確認。対象者の男児への接し方を見ても、男児が対象者の子供であることは疑いはなさそうである。 |
後日調査にて
- 同男児が対象者の子供である事
- 4年前に離婚した元夫がいる
- 男児はその元夫との子である
- 現在は対象者の両親が男児の面倒を見ている
事が判明した。
依頼者から息子に調査結果を報告した結果
- 離婚歴はあるが、子供はいない
- 夜の仕事をしているのを知らなかった
- 何度か結婚を餌にお金を無心された
など、最初は自分に内緒で結婚調査されたことを怒っていた息子であったが、対象者の嘘に許せない部分もあったようなので、後日対象者との別れを決意したようである。
結婚前調査に掛かった費用
結婚調査 (聞き込み) | 104,500円(調査員2名 調査時間朝夕で6時間) |
諸経費 | 込み (交通費・機材使用料・報告書作成費等) |
延長料金 | なし |
追加請求分 | 264,000円 (素行調査 3日間プラン) 104,500円 (実家周辺での聞き込み) スナックでの飲食代8,000円 |
調査費用 合計 | 481,000円 (税込み) |
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