素行調査について
世の中、素行に問題がある人は決して珍しい存在ではありません。
- 素行調査ってよく耳にするけど、いったいどんな内容の調査か?
- よく素行不良って聞くけど、素行を調べたら解決するのか?
- 実際、依頼したらどれぐらいの費用が掛かるのか?
など、探偵の素行調査について理解している方は決して多いとは言えません。
そのせいか、ネットで探偵社や興信所を探してはみたものの、その業者の数の多さで「どこに素行調査を頼めばいいか?」や「周りに依頼した人がいない」等、最初の業者選びでつまづいてしまう方は少なくありません。
そこでこのページでは、素行調査についてご理解いただけるよう、メリットはもちろん、あまり語られないデメリットまで解説いたします。
これを読めば、ある程度「素行調査」や「どの探偵社に頼めばいいのか?」ついてご理解いただけると思います。
素行不良と呼ばれる人達の正体
素行に問題のある人は、周りを「不安にさせる」や「仲間に引き入れる」等の影響を与えるのはもちろん、最終的に周りの人間に損害を与えることが多いものです。
動機は、お金等の人間の根底にある「欲望」が関係するものから「自身の保身」と様々ですが、そういった人物のせいでご家族や会社にまで影響が出てしまうようなら、その対策をしなければならないのは言うまでもありません。
実際、我々のような探偵社には様々な方面から素行調査の依頼があります。
素行調査の主な利用方法
- 成績の上がらない社員は外回りで何をしているのか?
- 社内に広がった不穏な噂の正体
- 社内の重要書類を持ち出した社員は、いったい誰とつながっているのか?
- 女性の新入社員に決まってちょっかいを出すプレイボーイ社員の取り扱い
- 毎日、夜遅くまで帰ってこない旦那、本当に仕事なの?
- 保険金の不正受給の疑いがある顧客の調査
- 塾へ行っているはずの子供が、他の場所で目撃された
- 学校内で教師同士の不倫の噂がある
- 大学生の娘の一人暮らしが心配だ
- 母と死別した父親が妙な女性と交際している
素行調査とは…
噂や疑惑の真相を対象者の行動を調べて、真実を明るみにすること
素行調査は「行動調査」や「身辺調査」と呼ばれる事もある、探偵にとっては基本中の基本の調査です。
不正の疑いのある社員なら「実際の不正を働いているのかどうか」、不倫の疑いがある者ならば「本当に不倫している異性がいるのか?また、その相手は?」を調べるのが調査内容となります。
まず前提として、いきなり「疑惑の行動を取っている者」を問い詰めて、正直に罪を認める人間がほぼいないからです。
さらに「〇〇らしい」「そういった噂が…」程度では、その問題に本腰を入れて解決に動くべきかどうかの判断がつきづらいからです。
特に企業内の問題は、会社が解決に動きだすのに時間が掛かりますよね?
しかし、順番を間違ってしまうと、物事が妙な方向に向かってしまう事も珍しくはありませんのでご注意ください。
証拠なしで、対象者を問い詰めてはならない理由
疑いのある者に対して、いきなり問い詰めるのは決して賢い方法ではありません。
- 「成績が上がらない」という理由で社員を簡単には解雇できない
- 何の証拠もなければ、何の賠償も認められない
- 中途半端な証拠では、相手を仕留めきれない
まずは、こいった前提が社会にはございます。
ましてや、その人が実際の噂通りの行動を取っていなかったら、相手との関係が悪化したり、反対に訴えられることだって考えられます。
しかし、本当に注意しなければならないのは「そこ」ではありません。 疑惑の人物が「もし疑いのある行動を本当にしていたなら」どうなるでしょう?
一番恐れなければならないのは、対象者に
証拠なしで問い詰めた結果、その後どうなるかと言えば、
自分が疑われている事を相手が自覚してしまう
勘のいい人間なら「疑われたなら自分の事を調べられるかもしれない…」という考えにすぐに行き当たるでしょう。
そして
- 手口が巧妙化
- これまでの証拠を消してしまう
- その行為自体の頻度が下がる
- 行動パターンが変わる
一部、追求されたことによって今までの素行を悔い改めたり、問題行動を止めてしまう方もいますが、そういった方はごく少数です。
大半の方は「怪しまれたのなら、次からはもう少し気を付けないとな…」と気を引き締めて行動するものですよね?
これは
疑惑の人物が知恵をつける
ことを意味しますので、これまで多くの社員が耳にしていた「不正の噂」がピタッと止まってしまい、疑惑のあった社員も表上は「普通の社員」に戻ってしまいます。
しかも、被害は出続けているのにです。
もうこうなってしまっては犯罪者の心理になりますので、警戒している者から証拠を押さえるのも格段に難易度が上がってしまいます。
よくテレビでやってますよね?
1人の容疑者に対して、警察官が数十名体制で捜査しているのを
もちろん、数十名の探偵を調査に投入すれば、不正の証拠は手に入れる事ができるかもしれませんが、おそらくその調査費用に多くの方がビックリしていしまう事でしょう。
もちろん、「社内で不正を行なう者」と「犯罪者」では警戒のレベルは違いますが、一般的な対象者に比べると素行調査の費用が高くなることは避けられないでしょう。
更には、多くの調査時間を費やしてしまい、証拠を押さえるまでに時間や日数が掛かってしまう事にもつながってしまうのも付け加えておきましょう。
これが所謂
証拠なしや不十分な証拠で相手を追求してはいけない
と言われる本当の理由ですね。
大切なのは
- 今ある材料
- 今後どうしたいのか
- 足りない材料
を考慮して、冷静に問題に対処することです。
その場の感情で相手を追求してしまうのは、あまり良い結果を生むことがありません。最悪、こちらが悪くなくても負けてしまう事だってあり得ます。
察しの言い方なら、もうおわかりでしょうが
いきなり表には出さず、秘密裏に材料を揃える⇒相手を追求する
が正しい手順になります。
そして、秘密裏に材料を揃えるのが「素行調査」になります
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もちろん、すぐにご面談の日取りや調査依頼を決めていただく必要はありません。
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