証拠が必要とされる時
何らかの形で「証拠」という言葉を多くの方が耳にしたことがあると思いますが、それが必要とされるのはいつだって個人や企業が「トラブルに巻き込まれた時」や「トラブルに巻き込まれる心配がある時」なのが一般的です。
よくドラマで「証拠はあるのか!?」とすごい剣幕で怒る悪者の姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
事実、素行調査の対象者は
- 不正や勤務怠慢の疑いがある社員や従業員
- 浮気疑惑のある配偶者
- 素行に不安のある家族
- 犯罪の疑いのある者
- 家出人と接点がある可能性がある者
など、不正や周りに不安を与える行動を取っているような方が対象者になるのが一般的です。
証拠とは?
基本的に、証拠は「事実・真実を明らかにする根拠となるもの」と定義される事が多いですが、「証拠とは、こういうものである」という決まった形はありませんし、必要としている人によって種類も変わってくるものです。
一般的には
- 写真や映像
- 証言
- 書類(契約書等の署名捺印)
- 専門家による検証物(鑑定結果等)
のようなものが証拠として挙げられます。
第三者が
事実を確認できる,もしくは事実を推認できるもの
でなくてはなりません。
よくあるのが「中途半端な証拠」をもって相手を追求した結果、相手に訴えられたり、以降の証拠集めが困難になってしまうこと。
これらはよくある話で
- 怪しい領収書のみで旦那さんの浮気を追求した結果、その後怪しい行動を取らなくなった
- 不正の噂がある社員を問い詰めた結果、ぱったり不正の噂を聞かなくなった
多くの方が経験しています。
追求後、不正や問題行動が止んだのならいいのですが、多くの問題で水面下で引き続き問題が継続していることは証明されています。
証拠なしので追及は、
対象者が利口になり、不正を行なうタイミングが掴みづらくなる
のが一般的です。
まぁ「ちょっと注意したぐらいで止めるのなら、最初から悪いことなんかしてませんよね」って話ですね?
- 不正従業員を解雇
- ライバル会社への情報漏洩
- 不正社員による横領
- 配偶者の不倫問題
これらの案件は、証拠もなく追及すると返討ちに遭うことも
たとえ最初は「私がやりました」と素直に罪を認めていても、実際の裁判の場になると
「そんな事してません」
「覚えていません」
って感じで、これまでの証言を覆される事は珍しくありません。
だって不正を働くような輩ですよ?
ある程度、相手が「ずる賢い」と想定して行動するべきではないでしょうか。
また、たとえズル賢くない人間であっても「自分がお金を支払う」となると、「いやぁ~そんなこと言ったかな~」としらばっくれるのが普通の人間なのかもしれません。
力になってくれるのは証拠?弁護士?
有能な弁護士を雇えば、どんな裁判でも勝てるだろ!
と仰る方もいますが、考えてもみて下さい。
- 天下統一をも可能にする優れた軍師(武器は刀)
- 一般的な兵士(武器は鉄砲)
2人が一対一で戦ったら、どちらが勝つでしょうか。
もしかすると、優秀な軍師なら「戦わずして、あっさり降参」するかもしれませんね。
たとえ、
たとえ優秀な人間でなくても「自分の持っている武器」よりも強い武器持つ者に挑みかかる人間は極めて少ない
でしょう。
これは「人間の本能」だといってもいいでしょう。
上記の戦国時代の話に限らず、現代の裁判にも当てはまるわけで、「第三者も認める証拠」を用意すれば、弁護士なしでも裁判に勝てるかもしれません。
(もちろん、訴訟の手続き等で弁護士さんが必要になると思いますが…)
また、裁判を前提とした案件の場合、収集した証拠(写真やビデオなど)の証拠能力が高ければ、弁護士間の話し合いで相手方の弁護士に対し
「これでは裁判で争っても勝てないだろう…」
と思わせる事が出来るのです。
結果、裁判をすることなく「示談」という形で決着がつけば、余分な時間や費用を掛ける事も無くなります。
反対に、大した証拠も用意せずに弁護士に依頼しても、「とりあえず証拠が用意してから来てくださいね」と門前払いに遭うかもしれませんよ。
誰だって「丸腰で戦場に飛び込め!」って言われたら嫌がりますよね?
証拠が重要になる案件
- 不正従業員を解雇したい
- 横領の疑いのある従業員の素行が知りたい
- 社内に怪文書が出回っている
- 情報漏洩の疑いがある社員がある
- 社員と元社員が密会して、何かを企んでいる
- 同じ部署内で不倫している社員がいる
上記のような案件は一度ご相談ください。
A-クラス総合調査事務所では、案件に合わせた証拠収集、質の高い調査力を備えた大阪の探偵興信所です。
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