浮気調査の目的達成とは
浮気調査で成功といえば、一般的な消費者なら「浮気の証拠が撮影できた時」を思い浮かべるのが普通でしょう。
しかし、成功報酬を掲げる探偵事務所で「不倫の証拠が撮れた時を成功」としているところはどれぐらいあるのでしょうか。
試しに成功報酬を掲げている探偵事務所のサイトをご覧になってください。
- 証拠が撮れなければ報酬はいただきません
- 成功した時以外料金の請求はありません
という見出しは多く見かけても、
- 不倫の証拠が撮れなければ報酬はいただきません
- 不貞の証拠が撮れた時以外に料金の請求はありません
という書き方をしている探偵事務所が少ないことに賢明な方ならすぐにお気付きになるでしょう。
成功報酬プランは、お客さんにとって夢のような浮気調査プランですが、同時に
トラブルの多い調査プランでもあります
それは、なぜか?
答えは簡単、探偵側とお客さん側に大きな考えの相違があるのが理由です。
そう、「思っていたのと違う」や「こんなはずじゃなかった」って事が、探偵の成功報酬プランではよく起こるのです。
もちろん、長年「お客さまのイメージ通りの成功報酬プラン」をトラブルなく提供し続けている真面目な探偵事務所もございますが、中には成功報酬プランを「餌」にして、来社したお客さんに成功報酬プランではなく自分たちの契約させたい高額なプランを強引に契約させる悪徳業者も存在しています。
それ以外ですと「調査の成功」をめぐって、探偵側とお客さんが揉めるケースです。
お客さんが思ってもいない項目で「調査成功です」と探偵が言い出すパターン。
よくあるのが
本日は最初から最後まで尾行が成功した
と探偵側に言われ成功報酬を請求されるケース。
まぁ言いたいことはわかります。
例えば、朝、対象者が自宅から出てきて、夜遅くに帰宅するまで見失わず最後まで尾行できたなら、それは決して楽な仕事ではないからです。
ですが、この調査で浮気の証拠が撮影できていたらお客さまはお喜びになるでしょうが、特に浮気相手と接触することなく会社から真っすぐ帰宅したのなら、いくら朝から晩まで尾行が成功していてもお客さまはガッカリしてしまうのは間違いないでしょう。
だから
もし、成功報酬制の浮気調査の依頼をお考えなら、契約前に「何を成功としているのか?」をご確認されることをお勧めいたします。
成功報酬の「成功の定義」は探偵事務所によって様々
冒頭にも書きましたが、浮気調査で成功といえば、誰もが「浮気の証拠が撮影できた時」だとお客さん側はそう思うでしょう。
しかし、これは全ての探偵事務所が同じ考えとは限りません。
成功1.尾行や撮影に失敗がなかった
前項でも書きましたが、朝から晩まで尾行するのは、調査する探偵にとって決して楽な仕事ではありません。
もちろん、様々な人が行きかう場所での撮影も神経を使うものです。
だから「朝から晩まで尾行が成功し、要所要所での撮影もきっちりしています」と聞けば、探偵事務所の人間ならば「調査に失敗はなかったんだな(成功した)」と思ってしまいます。
「探偵が尾行に成功するなんて当たり前だ!」と思われる方は、ご契約前に成功の定義をしっかりご確認することをお勧めいたします。
成功2.証拠を押さえることができた
「おっ、これは調査成功じゃないか」と思われた方、まだ早まらないでくださいね。
「証拠」と聞けば、お客さん側からすれば、不倫の証拠や不正の証拠等「自分の欲しい証拠」を思い浮かべるかもしれませんが、探偵事務所の中には
- 朝9時に出社するのを撮影した
- 12時に昼食に出掛ける映像を撮影した
- 13時から18時間まで会社から出ていないのを確認した
- 18時過ぎに会社から出てくるのを確認した
- 19時半に自宅に帰宅するのを撮影した
上記により、「朝9時に出社し、昼間昼食を外部でとり、18時まで会社内に居て、まっすぐ帰宅したという証拠撮影が完了した」と言い出す探偵事務所があるかもしれません。
確かに、これは「朝9時に出社した」という証拠になりますし、会社から自宅まで尾行が成功しているなら「会社から自宅までまっすぐ帰宅した」という証拠になるかもしれません。
ですが、これをやられるとお客さんは「騙された!」と思っても不思議じゃありませんよね?
成功3.調査で結果を出せた
これも「2.証拠を押さえることができた」の項目に似ていますが、問題はお客さんが思い浮かべる調査結果と探偵側の思う調査結果に相違があった場合です。
そもそも「調査結果とは何か?」を考えなければなりません。
対象者が上記と同じように
- 朝9時に出社した
- 12時に昼食に出掛けた
- ・・・
のような行動を取ったとしましょう。
もう嫌な予感がしている方もいるでしょうがお読みください。
- 尾行した結果⇒朝9時に出勤した
- 張り込んだ結果⇒12時まで会社に居た
というのが調査結果であると探偵側から主張されても大きな間違いはないと個人的には思ってしまいます。
あくまで「調査してわかったこと」が結果なのは世間一般的にも通用することです。
酷いところなら「対象者を見失ってしまったのも一つの結果です」と言われて成功報酬を請求される場合もありますので注意しましょう。
ですから、結果と聞いて「自分の都合の良い調査結果」とは思わず、ご契約前に確認する必要があるのは上記の2項を同様です。
成功報酬のトラブルは大きく分けて2つ
悪徳業者がお客さんを騙そうとしているケース
成功報酬の浮気調査を謳いながら、そもそも初めから成功報酬で契約を受任する気がない探偵事務所も存在しています。
そういった業者は論外としても、お客さんの中には「浮気しているかどうかもわからない段階」で「うちの旦那は浮気しているのは間違いない」と成功報酬での契約を希望される方もいらっしゃいます。
もし、そんな方と成功報酬で契約してしまっては、いつまたっても「安い着手金で延々調査させられる」ことにも繋がりますので、探偵事務所側が成功報酬プランでの受任を慎重になるのも頷けます。
ですが、ある程度「浮気しているのは間違いない」と思える資料を持参しているのに、成功報酬での契約を渋るような業者には少し注意した方がいいかもしれません。
お客さん側の確認不足
これは世間一般的に、成功報酬は「最初に着手金を支払って、成功しなければ報酬は発生しない」というイメージが浸透しているからだと思います。
だから、証拠が押さえられたと聞けば「不倫の証拠」、調査結果が出た時と聞けば「浮気している結果」と思うわけですね。
でも、よく考えてみて下さい。
探偵事務所側からすれば「ラブホテルを利用しない」対象者の浮気調査を「ラブホテルの出入りが撮影できた時」を成功としてしまうと延々と調査の成功は来ませんよね?
だから、浮気調査で「成功の定義」を決める場合には、お客さん側と探偵事務所が十分協議して、双方が納得いくものを成功と決めるのが理想です。
弊社では「成功=証拠が撮れた時」としています
浮気調査の成功と聞けば、普通は「証拠が撮れた時」ですよね?
A-クラス総合調査事務所では、そんな当たり前を調査の成功としております。
もちろん、対象者の中には「不倫相手の自宅に短時間の滞在」や「キスや手をつなぐだけでホテルに行かない」ような分かりにくい行動を取る方もいます。
そのような場合は
法的に不貞行為と認められるもの
もしくは
提携弁護士が「不貞行為の証拠」と判断した
場合も成功と判断する場合があります。
詳しくはご来社の際のご質問ください。
ご納得いただけるまでご説明いたします。
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