わたしの初めての浮気調査2
夫の浮気疑惑が確信へ
翌日の主人は、いつもと変わらない笑顔で出社していきました。
何とも言い難い主人との一夜が終わり、やっと主人と離れられた安心からか、不思議と涙が溢れてきました。
「ママ ママ」と4歳の長男が近づいてきましたが、その涙を止める事はなかなかできませんでした。
子供を幼稚園に送り、お昼になったころ、家事が何一つ進んでいない事に気付きました。
正確に言えば、子供を送っていってから、お昼までただ何もする気が起きないというか、自分の身体も心も止まってしまったかのような感じでしょうか。
一人で悩んでいても仕方がないので、女友達に電話する事にしました
彼女は数年前に離婚した為、何かアドバイスしてもらえるかもしれないという期待があったからです。
さすがに、いきなり主人の浮気を相談するのも何なんで、何分か世間話のような他愛も無い話をしました。
「何かあった?」
話し始めて数分後、どうも普段の私と違う様子を察知したのか、友達は何かあったのかと聞いてきました。
昨日の事を言うと、「なんだ、健二くんも浮気してたんだ~あんな旦那さんが居て、羨ましいな~って思ってたのに… やっぱり男って生き物はみんな同じだね!」
と私の気持ちを察知してか一緒に怒って見せてくれました。
「やっぱり、それって残業だって言って、女と会ってるんじゃないの?」と言われ、ふと今までの主人の行動を思い出してみました。
何度か香水の匂いをさせて帰ってきた事がありましたが、会社の同僚とラウンジやスナックで女の子から匂いが移ったと思っていましたが、実際は違うのかも…
友達との電話が終え、幼稚園まで子供を迎えに行って帰宅すると、また色々と考えてしまいます。
「そういえば…」今日出社する時に、今日は残業で遅くなると聞いていた事 を思い出しました。
今は4時50分…
確か、主人の会社の定時は5時30分のはず…
私は、本当に主人が残業なのか無性に確認したくなってしまいました。
とりあえず、夕飯の買い物をして食事の用意を済ませると、7時過ぎに主人の会社に電話を掛けてみました。
「○○は本日退社しましたが…よろしければ明日連絡させますが…」
「・・・・そんな・・・・本当に残業が嘘だなんて…」
その瞬間、主人への疑惑が確信へと変わったのを今でも覚えています。
まだ「仕事関係でどこかに飲みに行っているんじゃ…」とも考える自分も居ましたが、そういった場合はこれまで正直に伝えてきていたので、やはり私に仕事と嘘をついて、どこかでメールの女と会っている…と考えるのが自然なのでしょう。
私には残業だと言って、まさかメールの女と会っているなんて…
普段は、非の打ち所のない夫を演じていたってこと?
その時、私に話しかけてきた長男に思わず「うるさい!」と叫んで泣かせてしまいました。
「何やってんだろ・・・わたし・・・」
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